« 渋谷ではたらく社長の告白 | メイン | 進化するネットワーク »

2005年05月02日

Linuxはいかにしてビジネスになったか―コミュニティ・アライアンス戦略

Linuxはいかにしてビジネスになったか―コミュニティ・アライアンス戦略
佐々木 裕一 北山 聡

NTT出版 2000-09
売り上げランキング : 66,022

おすすめ平均
一過性のブームに対し、冷静に本質を探る
アカデミックな薫り
オープンソースのビジネスモデルの手ほどき書

Amazonで詳しく見る by G-Tools
本日、大学の研究会で読みました。隠れた名著ってやつです。 著者の佐々木裕一さんは今ちょうどうちの研究室の博士課程に在学してるので、現物を書いた人との意見を交えながら本を読めるというのは実に幸せな環境だ。

この本で事例として登場してくる企業でインターンみたいなことしてたので、興味を持って購入したのが約1年半前。最初はおもしろさの本質が理解できなかったのが、情報財などの理論知識が身についてきてから読むと、そのたびに新しい発見があっておもしろい。何度も読むたびに新しい知的満足感を得られた本。ブックオフで100円で買って、この満足感を醸し出せる文献ってそう多くはないはずだ。

バリューコンパイリングモデルが適用される事例って極めて限定的(今のところリナックスだけ?)なので、どこまで一般化が可能な理論であるかが最大の争点だ。インセンティブが異なる2つの経済圏をどういうインターフェースで結合させて、コミュニティのサスティナビリティを作りだすかというところが要諦なので、このモデルをそのまま応用することはできないにしろ、NPOとかの分野の方々が本書に飛びつきたくなる気持ちも分かる気がする。

投稿者 shimada : 2005年05月02日 19:51

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://shimadatoshihiro.net/mt-tb.cgi/67

このリストは、次のエントリーを参照しています: Linuxはいかにしてビジネスになったか―コミュニティ・アライアンス戦略:

» bdsm library from bdsm library
bdsm library [続きを読む]

トラックバック時刻: 2006年07月22日 21:14

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)